マタニティ―歯科治療とは

妊婦さんも安心して診療を受けられます

妊娠中にレントゲン撮影しても問題ないの?

妊娠中はよほどのことがない限りレントゲン撮影は行いません。ですが、肉眼で確認できない歯の内部の治療の際など、やむを得ず撮影しなければならない場合があります。

もしも撮影が必要な場合でもご心配には及びません。歯科用レントゲンの放射線量は医療用の中でも極めて少ない線量で、1年間に生活の中で自然に受けている放射線量の約40~100分の1程度と言われています。

撮影する場所はお口に限局していますし、撮影時には鉛の入った防護用エプロンを着用して撮影しますのでお腹に直接放射線が届くことの無いように配慮しております。ママやお腹の赤ちゃんへの影響はほとんど心配いりません。

都度詳しくご説明しながら進めますので、妊娠中またはその可能性がある方は、遠慮なくいつでもお申し出ください。

自然放射線と診断用X線の比較

※全国歯科大学・歯学部附属病院診療放射線技師連絡協議会. 「自然放射線と診断用X線の比較」. 2019. http://jort.umin.jp/img/sv_hikaku_a.pdf (参照 2021-06-14)

歯科用麻酔や痛み止めを飲んでも大丈夫?

歯科用の局所麻酔薬は、お腹の中の赤ちゃんへの影響はないと報告されておりますが、妊婦さんが歯科治療を受ける場合、極力麻酔は使わない方針です。しかし痛みを伴う場合は、妊婦さんが我慢して治療をうけるストレスを考え、最低限の量の麻酔を用いて行われます。

また、痛み止めの処方薬も同様に、妊娠中はできるだけ飲まないで済むようにしたいものです。しかし苦痛に耐えかねる場合には歯科医師から処方された薬剤であれば飲んでも構いません。

歯科で処方している痛み止めや抗生物質は、妊娠中であっても比較的安全とされる薬を処方していますのでご安心ください。

お薬

治療に適した時期

妊娠中の歯科受診に適した時期は、安定期に入る「妊娠中期」がよいとされています。

もちろん妊娠初期でも後期でも治療ができないわけではありませんが、妊婦さんの精神面や体力面を考慮したうえで一番最適な時期として、当院でも妊娠中期をおすすめしております。

とはいうものの、妊娠中の体調はお一人おひとり違いますので、初期でも後期でも、体調が良く順調な時期に治療を受けていただいて構いません。お困りごとの際は遠慮なくご相談ください。

妊娠周期

妊娠初期:妊娠1~4か月頃

妊娠初期はつわりで仰向けの姿勢や口腔内を触られることが苦手になる方が多くなります。つわりが軽い方であっても、流産も心配される時期ですから、無理に受診されなくて構いません。

どうしてもむし歯が痛むようなお困りごとがあれば、応急処置を行い、安定期に入られてから本格的に治療を行うこともできます。

妊娠中期:妊娠5~7か月頃

安定期に入り、妊婦さんがある程度活動的に動ける時期です。この時期妊婦歯科検診を受け、出産前にお口の環境を整えておきましょう。

妊娠後期:妊娠8か月~臨月

受診できない時期ではありませんが、お腹が大きくなり、仰向けの姿勢が苦しくなる時期です。また、胃が圧迫されて再度つわり症状を感じる方もいます。産後はしばらく通院が難しくなることも考えると、できるだけ早く治療を開始されることをおすすめします。

ママのお口の環境が赤ちゃんにも影響します

産後すぐの赤ちゃんのお口の中にはミュータンス菌がいません。日常生活の中のスキンシップの中でパパやママといったお世話をしてくれる人から感染します。ですから、パパやママがむし歯になりやすいお口の環境だと赤ちゃんにミュータンス菌が侵入しやすく、むし歯になるリスクを高めてしまいます。

特に授乳や離乳食を与える機会の多いママは、出産前にしっかり治療を行い、お口の環境を良好にして赤ちゃんを迎えましょう。

また、離乳食を与える際には、食器や箸・スプーンなどの共有を控えるようにしましょう。

ママのお口の環境が赤ちゃんにも影響します

小児歯科とは

定期健診で健康なお口を守ります

お子さまの歯は大人の歯に比べて歯質が薄く繊細にできています。そのためむし歯の進行も早く、あっという間に大きな穴になってしまうこともよくあることです。そうならないためにも、定期健診でお子様の健康な歯を守っていきましょう。

また、当院は常に「お子さまが自分の子どもだったら…」と考えて診療に従事しております。もしもむし歯になってしまったとしても、当院ではすぐに削ることは致しません。適切な治療をご提供するため、お子さまはもちろん保護者さまにも十分にご説明したうえで、できるだけ歯を削らない治療を行うようにしています。

小児歯科

ブラッシング指導

第一のむし歯予防は、お子さん自身の毎日のブラッシングと、保護者の方の仕上げ磨きです。毎食後に仕上げ磨きを行うのは面倒かもしれません。しかしブラッシングにはどうしても癖が出てしまいます。磨き残しがあったところを、お父さんお母さんが仕上げ磨きの際にチェックして教えてあげることで、より効果的な予防ができます。

ブラッシング指導

当院のブラッシング指導では、お子さんの年齢や歯の成長に合わせた磨き方のコツをお伝えしています。

歯ブラシの持ち方や当て方、年齢によってはデンタルフロスなどのアイテムの使い方もアドバイスいたします。保護者の方にも一緒に話を聞いていただいて、お子さんとのコミュニケーションを楽しみながら、ご自宅でのケアを行っていきましょう。

フッ素塗布

フッ素

フッ素には次のような効果があり、むし歯を予防することができます。

歯を強くする

フッ素が歯に取り込まれ、酸に溶けにくい強い歯を作ります。

再石灰化を促進する

初期むし歯の再石灰化を促し、治癒を助けます。

むし歯菌を抑制する

むし歯菌の働きを弱め、酸が作られるのを抑えます。

歯科医院でのフッ素塗布は、市販のジェルより濃度の高いフッ素ジェルを使用するため、効果が出やすいというメリットがあります。

濃度の高いフッ素でも、ごく少量ですのでお身体には無害です。小さなお子様にも安心してご利用いただけます。

ご自宅でのケアと定期的な歯科医院のフッ素塗布で、むし歯になりにくい歯を作っていきましょう。

シーラント

シーラントは奥歯の溝にプラスチックのコーティングを行う治療法です。

お子さんのブラッシングでは、どうしても奥歯の磨き残しが発生しやすく、奥歯がむし歯になってしまいます。シーラントで奥歯の溝を埋めることでむし歯を予防することができます。

シーラント

痛みに配慮した治療

痛くない治療のコツは「ムダに削らない」こと

歯の中央には痛みを感じる歯髄(しずい)があります。一般的に神経と呼ばれているものです。歯質は削れば削るだけ神経に近くなり、むし歯の治療中に痛みを感じやすくなります。

当院では拡大鏡(肉眼の2.5倍~6倍ほど拡大)を使用して、ドクターから衛生士まで精密治療を行える体制を整えています。また、患部を明るくよく見えるようにしてくれます。

患者さまの健康な歯質を少しでも多く残すことは、痛みの軽減のだめだけでなく、治療後の歯を健康に長持ちさせるためにも重要なことです。

拡大鏡

表面麻酔で注射の不快感を払拭

歯科治療に対する『怖い』イメージとして「注射が痛いから」とよく耳にします。

そこで当院では、お子さまが苦手とする、注射のチクッとした痛みを軽減するため、事前に針を刺入する部分の歯ぐきに表面麻酔を塗布します。表面麻酔は塗り薬ですので、痛みはまったくありません。塗布してしばらく時間置くと塗布部分のみ感覚がマヒします。そこに麻酔を刺入し、麻酔注射の際の恐怖心と不快感を取り除いてから麻酔を行うようにしています。

患者さまの健康な歯質を少しでも多く残すことは、痛みの軽減のだめだけでなく、治療後の歯を健康に長持ちさせるためにも重要なことです。

表面麻酔

電動麻酔注射でさらに痛みを軽減

歯科麻酔で痛みを感じる理由として考えられるのは、針の刺入時のチクッとした痛みだけでなく、その後に薬液が入るときにも感じます。これは注射器からかかる圧力によって起こります。そこで、当院では電動麻酔器を導入し、さらに痛みの軽減に努めています。

通常の手動の注射器で麻酔を行う場合、針を刺すときの力具合や薬液を入れるスピードは、歯科医師が手で調節して行わなければなりません。しかし電動麻酔注射器であれば自動制御されているため、一定の速度でゆっくり圧をかけることなく薬液を注入することができます。そのため、手動の注射器よりも痛みを感じにくくなるのです。

電動麻酔

お子さんの歯並びでお悩みの方へ

お子さまが健康にすくすくと成長するためには、実は、健全な顎の成長が重要な役割を担っています。

「顎」という土台がしっかり作られることで、永久歯が正しい位置に生えそろい、かみ合わせも良くなり、しっかり噛むことができるのです。

最近は、顎の成長が弱くお口周辺の筋肉や舌の機能が弱いお子さまが増えています。口元が緩んでお口がポカーンと開いたままになっていると、顎は細長く前に成長し、歯並びが悪くなる原因になってしまいます。

また、お口が開いたまま口呼吸をしていると、喉が渇いて病気になりやすくなりますし、猫背の姿勢になってしまいがちです。このように、歯並びは見た目の悪さや噛めない不具合だけでなく、全身の健康や成長に大きく関わりを持っているのです。

当院では小児矯正も行っております。矯正にもさまざまな方法があり、年齢やお口の状態に合わせてご提案しております。顎の発達や歯並びでお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

お子さんの歯並びでお悩みの方へ

ご予約・お問い合わせ

歯並びに関して、悩んでいることや気になることがございましたら、当院までお気軽にお電話ください。

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